「みんなの生活展2001」実施報告書
環境保全委員会
委員長 伊賀上 竜 也
<実施目的>
21世紀を迎え、私たちは物質的には豊かな生活に慣れ親しんでいますが、反面、地球規
模での環境汚染が深刻な問題となり、併せて私たちの健康も損なわれようとしています。
こうしたことから、この生活展は、消費生活のあり方、環境への配慮、心身の健康につ
いてよく考え、市民が真に豊かなくらしを実現することを目的に開催された。
<実施要綱>
・ 実施日時 平成13年10月27(土)・28日(日)
・ 実施場所 松山市大街道アーケード内
・ 延 人 数 600名(両日合計)
・ 総出展数 67団体
<考 察>
今回の「みんなの生活展2001」に参加し別添の資料の通りアンケートを実施した結
果として以下のように考察される。
・ 松山白鷺ライオンズクラブについて一般市民に対する認識はまだまだ希薄であり、
今回のアンケートにおいても約3割の市民が存在すら知らない現実がある。
・ 現在の環境問題については、全体の中で97%の市民が改善するべきであると答えて
いるが、そう言う意識を持ってもらう事は非常に大事な事である。
・ まだまだエコ商品についても全体的に認識不足であり比較的若い年齢層の方が、エコ
マーク自体の存在を知っている方が多かった。
・ 今回は買い物に袋を持参すると答えた方が4割近くおいでましたが、本当に回答され
た方が実行されているのであろうか?
あまりにも多くの方が、簡単に非常に早いスピードでこの設問に答えられるので、少
々と惑ってしまいました。
・ アンケートに答えて頂いた年齢層も考えてみると、60歳代が非常に多く若年層は比
較的このような事業に対しては、興味が無く他人任せの状態であろう部分が会話の中
で見え隠れしていた。
<検討課題>
今回のアンケートを実施して今後も継続的に参加を考えるのであれば、引継ぎや依頼事
項を以下に列記致します。
・ アンケートに答えてくれた大部分は、記念品欲しさにブースに寄ってこられる方が非
常に多くに感じられました。今後は記念品ではなくいかに市民の興味を得る内容を目
で見れる形を構築することが、本来のアンケートの意味ではないでしょうか。
・ アンケート用紙は市民が持ち帰る事はないので、今後も記念品を作成するのであれば
その記念品なり文章なりで松山白鷺ライオンズクラブのホームページのアドレスを少
でも目に触れる形を打ち出して、存在のアピールをするべきではないでしょうか。
この点については、是非委員会で検討願いたい。
・ 今回も含め、アンケートの実施によって得られた情報や市民の感覚をいかにして反映
させれるような提言を行うか、その提言に対して言葉だけではなく実行に移せる行動
指針を出さなければ、絵に描いた餅と同様でマスターベーション的委員会活動にしか
ならないのではないでしょうか。
・ どちらにしてもこのまま継続事業とするか中止にするかの検討時期に来ていると思わ
れるので十分な論議が必要と思います。
今回の展開式において中村市長からもよく市の考えを理解して協力を頂きたいとの話
が出ていたので各事業に今後も行政を巻き込むのであれば意を汲む意味でも適応出来
る方法が必要と思いますので宜しくお願いします。