みんなの生活展                    2004.10.16−17

 地球規模での環境汚染が深刻な問題となり、併せて私たちの健康も損なわれようとしています。こうしたことから、この生活展は、消費生活のあり方、環境への配慮、心身の健康についてよく考え、市民行政・事業者がお互い力を合わせて、これらの問題に取り組み「安全・安心に暮らせる社会」を実現することを目的に開催いたしました。
 環境保全委員会といたしましては、例年どおり「みんなの生活展2004」に参加いたし、環境問題・環境対策のアンケート・パネルの展示を実施いたしました。
 アンケート実施につきましては、600名の方にお願いし、景品として花鉢を差し上げました。花鉢は年配の女性・男性ともに好評で、お花を貰った方はとても嬉しそうに微笑んでらっしやいました。お花のプレゼントは、人の心の環境にとても良かちたのではないかと思います。
    
   
 ※アンケート結果をふまえての反省点と総評

今回のアンケートで松山市民の意識にも、環境問題は少しづつ根付いてきているのがわかる。
〔設問ハ】将来の松山に対しての課題は、ゴミ間題・自然環境の破壊と考えている市民が多い。総じて、環境問題に対する社会的重要性は10年前と比ぺると多くの人々に認識されてきた。

〔設問二〕自分で具体的に実践している事もあるが、エコ商品の購入などはコストの面もあるのかまだまだ少なく、リサイクル循環型社会にはなってない。社会と経済界が一体となって取り組み、コスト削減を図り、もっと利用しやすい価格にしていく努力が必要であろう。

〔設問ホ〕アンケート第1回目からの質問項目であるが、クラブの認知度は飛躍的に伸びている。しかし、若年層にはまだまだ浸透していない。その認知が会員の知人などにかたよっているのであれば再考しなければならない。本来活動を通じて市民に認知されていく方が理想的である。若い世代の人に向けてのPRや運動が必要と思われる。

〔設問ヘ〕では松山白鷺ライオンズクラブが実践している「WeLove石手川」をPRする文章も入れて市民に考え方を問うてみたが、家庭・学校での教育、イベントやボランティアを通じての体験など、考えられるあらゆる機会に於いて訴えかける努力が今後とも必要であろう。右手川のゴミ問題は条例による規制も考えてみたが、市民がんなり受け入れるにはまだ環境が整っていない。

今回のアンケートでは50歳・60歳の女性が大半を占め、市民全体の意見として捉えるには無理があるように思う。今後やるとすれば、若い人、又、男性からの意見をいただくためにアンケートのとり方を再考する必要があるだろう。只、今回の3人づつの記入方式によって、真剣に読んでゆっくりと考えてもらえるようにしたのは効果があった。そのことによって行列ができたが、待ち時間中にビデオを見てくれていた。継続していくのであれば、毎年少しづつでも市民にも、又、クラブ会員にとっても参加しがいのある内容にしていかなくてはならない。今回ご協力いただいた、多くの方々に感謝して総評といたします。

トップページへ